名護小学校パソコンクラブ

名護小学校のパソコンクラブで全8回の出前授業を実施しました。クラブでは、micro:bitを使って「輪くぐりゲーム」や、「バースデイカード」などを制作しました。今回の授業では、小学校と連携して子ども達にコンピューターに親しんでもらう機会になれば良いと思い開催しました。

micro:bitは、教育向けのマイクロコンピューターで、よく「マイコン」と呼ばれています。手のひらサイズの小さいコンピューターですが、複数のセンサーや端子がついており電子工作をする事ができます。配線はミノムシクリップで子どもでも簡単にできます。プログラミングはスクラッチのようにブロックを積み重ねてプログラムしていきます。

 

名護小学校での子ども達の様子をご紹介します。

【出前授業初日】

初回の授業では、初めて見るもの触るものに興味津々で、先生の話を真剣な様子で聞いています。テキストを読みながらブロックを組んで、プログラムを作っていきます。最初ということもあり、パソコンのなれない操作に悪戦苦闘しながら頑張っていました。

 

 

 

 

 

 

【ゲーム作り】

プレイヤーが障害物をよけて、ゴールを目指すというゲームを作りました。自分でプログラムした物がボタンで動く様子に大喜びしている子やアレンジして障害物を増やす子など、あっという間に操作に慣れてしまい正直驚きました。

 

 

【輪くぐりゲーム】

輪くぐりゲーム(イライラ棒)では、初めて配線をしました。テキストの説明を見ながらミノムシクリップを配線する場所があってるか、何度も確認している子や、銅線のコースをより複雑にしようと奮闘する子など楽しそうに取り組んでいる姿が印象的でした。

 

 

【バースデイカード】

バースデイカードは、音がなるパーツとmicro:bitを配線して明るさセンサーを使って「暗い」➡「明るい」になったときにメロディが鳴るカードを作りました。明るさセンサーの部分を手で隠して、離して音が鳴るかを何度も確認したり、面白いメロディにかえてみたり、プログラムに夢中になる子や可愛いカードづくりに夢中になる子など様々で、個性的なカードができあがりました。

 

 

全8回の短い期間でしたが、子ども達があきることなく最後まで真剣に取り組んでくれて、私たち「なごらぼ」スタッフも楽しい出前授業となりました。